子連れの海外旅行は、やはり不安が多いですよね。
大人だけで行くよりも準備も大変です。
そこでこのブログでは、子連れ海外旅行歴3回(内2回は母親のみ)、元添乗員の私が、子連れ海外旅行に行くと決めたら、やるべき事の手順やコツをまとめました。
行先の決め方、パスポートの取り方、海外旅行保険、航空券、ホテルの取り方のコツなど初めての人にも分かりやすく説明しています。
読んでその通りにすれば、不安も無くなりますよ。
我が家の海外旅行歴
下は我が家の海外旅行歴です。
年 | 行先 | 飛行時間 | 子供の年齢 | 親 |
2018 | セブ島 | 直行便4.5時間 | 小2と年少 | 母のみ |
2019 | セブ島 | 直行便4.5時間 | 小3と年中 | 父母 |
2023 | ベトナム(ダナン) | 5時間+1.2時間(乗継ぎ) | 中1と小4 | 母のみ |
1回目、3回目は、私と子供の3人だけで行きました。
2回目は、夫も一緒に4人で行きました。
子連れは大変ですが、多くの人が子連れ旅行に行っていますので大丈夫です!
子連れ海外旅行のプランと出発までのやる事リスト
では、子連れ海外旅行に行く場合、いつ頃何を手配、準備したらいいのか。
やるべきことは以下です。
- 大体の予算を決める
- 行先と日程を決める
- パスポートを取る
- 航空券、ホテルの手配をする
- 荷物の準備をする
- 海外旅行保険に入る
- 旅行中の大体のプラン、当日空港までの移動手段も計画
ではひとつづつ説明します。
大体の予算を決める
まず、予算を決めます。
持ちもの準備から土産代まで含めた旅行に使う総額の予算です。
何故なら、予算を決めない事には、行先や期間が決められません。
例えば30万の予算ではハワイは無理です。
低予算ならやはり物価の安い東南アジアがおすすめです。
我が家はケチケチなので、今回6泊程度で3人で35万という厳しい予算だてをしましたが、そこまでケチらなくてもいいです。
行先と日程を決める
予算を元に、子供の年齢や治安、行く時期、目的を考慮して行先と期間を決めましょう。
韓国、台湾、グアム、サイパンなどは沖縄と同じくらい気軽に行ける近さなので、2泊3日でも行けます。
ただ、できれば3泊4日したいですね。
また、子連れなので、現地で忙しく移動できませんし、残念ですが、買い物や遺跡巡り等をゆっくりする事は期待しない様にしましょう。
そうなると私もですが、やはり、ビーチリゾートのちょっといいホテルでゆっくり滞在が、親も子もストレスなく楽しめます。
パスポートを申請する
もし子供がパスポートを持っていなければ、早めに用意します。
18歳以下は5年用しか取れません。
12歳以上は申請料が高くなる
これ、私も今回知って、後悔したのですが、申請料は以下の通りです。
出典:愛知県HP
12歳以上は5年しか取れないにかかわらず、5,000円も高くなるんです。
11歳のうちに更新しておけばよかったと後悔しました。
パスポートの申請は、特に写真の規定が非常に厳しいです。
気を付けるべき事項はこちら👇でまとめています。
規定が厳しいパスポート写真はアプリで自撮り&コンビニ印刷で大丈夫?
航空券、ホテルの手配をする
ここ、一番面倒ですが頑張りましょう。
まず手配の方法ですが2つあります。
- 旅行会社のパッケージツアーで予約する。
- 自分で航空券と宿泊を探して予約する。
✅自分で探すのが面倒
✅よく分からない、慣れていない人
✅価格は高くなってもいいので安心、安全優先
✅とにかく安さ重視
✅旅慣れている人
✅探したり調べたりする事が苦じゃない人
✅泊まりたいホテルや行先にこだわりがある人
パッケージツアーを予約するメリットとデメリット
一番のメリットは、とにかく簡単、ラクな事ですね。
フライトと宿泊がセットになっていて、座席の指定、保険、オプションも合わせて申し込めますし、分からない事は全部聞けますし、全てお任せできます。
予約すれば、当日まで特にすることは無く、本当にラクですね。
デメリットはやはり、価格が高い事ですね。
私も色々な安いツアーも探しましたが、やはり自分で手配するよりはどうしても高くなります。
もう一つのデメリットは、ホテルがある程度指定されることですね。
自分で探せば、ホテルの選択肢はかなり広いですが、ツアー会社提携のホテルからしか選べません。
自分で手配するメリットとデメリット
メリットはやはり、パッケージツアーより安く済むことが殆どという事です。
パッケージツアーには色々な手数料が入ってくるため割高です。
座席指定一つでも自分でするより高くなります。
デメリットは、リサーチや手配に手間がかかる事です。
事実、どこまで追求するかにもよりますが、かなり労力がいります。
私も毎回自分で手配していますが、そのリサーチや手配に費やしている時間はかなり多いです。
そして、やはり失敗や後悔をすることもあります。
ただ、自分で一から旅行をプランニングするというやりがいや楽しさもあります。
ベトナム航空のキャンセル料、変更手数料はいくら?払い戻しの方法は?
ホテルを自分で手配する場合も、気を付けるポイント、安く取るコツなどがあります。
こちらで詳しく紹介しています。
荷物の準備をする
子連れ旅行に持って行くと便利なものと、要らないものはこちらで詳しくまとめています👇
子連れ海外旅行でおすすめの持ち物と要らないもの(幼児~小学生編)
貴重品を入れる街歩き用ショルダーバッグのおすすめはこちらでまとめています。
海外旅行の街歩きにおすすめ!防犯性があり軽いレディースショルダーバッグ
やはりコロコロ転がせるスーツケース、キャリーケースはラクです。
数年に1度しか使わないなら、少し割高でもレンタルがおすすめです。
数年に一度の為に、スーツケースを購入しても、家に保管するのが邪魔になります。
はおすすめです。
何故なら最低価格保証が付いている為、どこよりも安くレンタルできるからです。
しかも楽天市場店から申し込むと、無料で変圧器と変換プラグのレンタルがついてきます。
海外旅行保険に入る
旅行先では何が起こるかは誰も分かりません。
たいていの場合は無事に済みますが、入っておけば良かったと後悔する事は避けたいですね。
なので全員、海外旅行保険に入っておきましょう。
大人は、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードが多くあります。
私は、持っている、楽天カード、リクルートカード、イオンカードについていましたので別にかける必要はありませんでした。
ほとんどのカードが【利用付帯】といって、カードで旅行代金を支払わないと適用されませんので、注意してください。
ただ、年会費無料のカードの殆どのカードは、本人のみで家族は適用されません。
その場合、子供のみ、別に加入する必要があります。
私はいつも、保険料が格安、子供のみでもかけれる損保ジャパンの海外旅行保険をかけています。
契約者は母の名前で、未成年にかけることが出来ます。
旅行中、一番確率が高いのは、ケガ、病気等で通院する事です。
死亡の確率は低いですし、持ち物の損害補償も子供は不要なので、セットプランではなく、バラ掛けでかけるとかなり安くなります。
旅行当日に空港の機械でも加入することが出来ますが、前日までにしておくとゆとりがあります。
インターネットを申し込む
海外旅行中に、ネット環境は非常に重要です。
現代は、海外でも当然、支払いや搭乗等、様々な手続きをスマホで行う必要があり、慣れない海外では、マップや検索も多用します。
安定したネット環境は絶対です。
必要な時にネットが繋がらない…は、かなりストレスです(実体験)
海外ローミング、モバイルWi-fi、現地でSIMカード購入などいろいろな手段がありますが、今はeSIMが主流になりつつあります。
安い、簡単、荷物が増えないので断然おすすめです。
出発前に日本で申し込みしておくと安心です。
こちらを選べば簡単、安い、安心です。
海外旅行におすすめの安い、日本語対応、日本円の初心者向けeSIM3選
旅行中の大体のプラン、当日空港までの移動手段も計画
旅行中のプランは事前に立てておくといいです。
ただ、あまりきっちり立てすぎない方がいいです。
子連れは特に、計画通りに行かない事も多いです。
ゆとりをもって、大まかに簡単に立てるといいです。
オプショナルツアーは現地申し込みがおすすめ
アクティビティや、オプショナルツアーも、日本で予約しておいた方が安心と思われるかもしれませんが、経験上、現地の天気や、体調等で変更したい、やっぱり止めたいという事がよくおきます。
その場合日本で予約してしまっていると、キャンセルできなかったり、キャンセル料がかかったりと面倒です。
たいていのオプショナルツアーは、現地ですぐに申し込むことが出来ます。
そしてほとんどの場合は、現地の方が安いです。
なので、現地で天候等を見てから申し込むことをおすすめします。
オプショナルツアー会社は多くありますが、アクティビティの予約サイト、klookはおすすめです。
海外や国内のオプショナルツアーや入場券等が格安で予約できるサイトです。
私も今回のベトナムの、遊園地やココナッツボート、夜景クルーズを全てklookで申し込みしました。
日本でアプリをダウンロードしておけば、現地でツアー等を予約後、数秒後にチケットが届きますので、現地で、当日直前にでも予約が出来ます。
ホテルのツアーデスクで購入するより安いので、節約できます。
klook は皆あまり知らないですが、結構な穴場サイトです。
出発当日の空港までの移動手段もシュミレーション
出発当日は、出発時刻の2時間前に着いておくことをおすすめします。
多少時間は余るかもしれませんが、焦るよりはマシです。
自宅から空港まで、どうやって行くか、どうやって荷物を持つかをシュミレーションしましょう。
車の場合は、所要時間、駐車場の手配をしておきます。
公共交通機関の場合は、時刻表をきちんと調べておきます。
最悪乗り遅れた場合の第2案も考えておきます。
子連れは特に、忘れ物をした、急なトイレ等、時間通りに行かない事が多々あります。
とにかくゆとりをもって計画を立てておくことが大切です。
海外旅行では最低限の英会話は必要
さて、海外旅行に行くのに、やっぱり英語はしゃべれた方が断然スムーズです。
今回の私の旅行でも、英語が話せて良かった場面は沢山ありました。
空港で乗り継ぎターミナルが分からずスタッフに聞く、機内で子供は寝てるから機内食そのまま片づけないで欲しいと伝える。
Grabタクシーの利用でも、ドライバーが目的地を間違えて走っている時に指摘したり、ドライバーが迎えに来ない時に電話をしたり。
ホテルでもWi-Fiのパスワードを聞く、近くにスーパーがあるか聞くなど。
翻訳アプリを使えばいいのかもしれませんが、サッと話せた方が断ぜんラク。
ペラペラにしゃべれなくとも、最低限、意思疎通が出来る位にはしゃべれた方がいいです。
では旅行前に少しやっておきたい場合、オンライン英会話という手段があります。
私もオンライン英会話をこのブログで紹介しているのですが、通常オンライン英会話では1日ワンレッスン25分です。
継続して数か月間継続するには良い方法ですが、短期で必要な場面の会話のみを練習をするのにはあまり向いていないと思います。
そこでとてもおすすめな方法がありますので紹介します。
それは、【This is 英会話】という英会話教材です。
最大のおすすめポイントは、アメリカ人ネイティブのリアルな日常の場面から学べることです
カフェやホテルでのやらせなしで撮影された一般客と店員のやり取りが撮影され、解説、バリエーションなども豊富にあります。
旅行で一番使うシチュエーションが全て入っています。
そんな時間ないし、翻訳機で充分という人、それもそうですね。
翻訳機なら、ポケトーク一択です。安くレンタル出来ますよ!
スマホのGoogle翻訳で間に合うと思っている人、ポケトークの方がおすすめです。
海外旅行はスマホのGoogle翻訳アプリで充分?ポケトークのおすすめレンタル会社
【まとめ】子連れ海外旅行はおすすめ
子供が大きくなるにつれ、習い事、学校行事などで、長期で一緒に行くことが難しくなってきます。
だからこそ、小学生のうちに行くことをおすすめします。
旅行中、日本との違いを肌で感じた子供たちは、多くの事を吸収しました。
そしてもちろん、素晴らしい景色や楽しかった事もですが、現地でのトラブルも、大変だったことも、一緒に乗り越えたことも、本当に思い出になりました。
それはお金以上の価値があると私は感じています。
子連れ旅行は大変と思うかもしれませんが、行ってみるとそうでもありません。
それ以上に行って良かったと思う気持ちが勝ちます。
ぜひ、素晴らしい体験と思い出を作ってくださいね。