ベトナムやマレーシアなどの東南アジア旅行でとても便利なアプリGrab(グラブ)。
Grabと言えば、タクシー配車で知られていますが、実はフードデリバリーサービス(food)も非常に便利で日本の宅配サービスより格段に優れています。
配車サービスとデリバリーは同じアプリですので、合わせて使えばもっと快適な旅行になりますよ!
このブログでは、2023年夏に、ベトナムでの子連れ旅行でGrabでフードデリバリーを利用した私が、使い方、使ってみて困ったこと、トラブル、その対処法、注意すべき事まで、最新情報を実体験を交えて詳しく説明しています。
このブログでは次の事が分かります。
- Grabの登録から使い方の手順がわかる
- Grabフードデリバリーでの困ったトラブルとその対処法がわかる
- 効率よく、お得に注文するコツがわかる
- 2023年最新の実体験、情報が分かる
- 利用時に注意する事が分かる
尚、今回はベトナムで利用した実体験を紹介していますが、どこの国でもほぼ同じ使い方なので参考になると思います。
grabのタクシー配車サービスの使い方や注意事項はこちら👇で詳しく説明しています。
合わせて読んで、両方使うのがおすすめですよ!
Grab(グラブ)アプリとは
Grab(グラブ)は、スマートフォンで簡単にタクシーを呼んだり、食事のデリバリーができるアプリです。
マレーシア、フィリピン、タイ、シンガポール、インドネシア、そしてベトナムなど8か国の東南アジアを中心に展開して、アジア旅行者には欠かせない、人気のアプリです。
Grabのフードデリバリーを使うメリット
海外旅行でGrabを使うと、もうその便利さやすばらしさに感動せずにはいられません。
では、海外でGrabフードデリバリーを使うメリットを説明します。
- ぼったくられる不安から解放される
- 現地の言葉や英語が話せなくても、問題ない。
- 支払いがクレジットカードでできるので現地通貨で戸惑いながら支払う必要が無い
- ドリンクひとつから配達してもらえるのに配送料も格安
- 全ての履歴が残り、領収書も出せる。
日本にも似たようなサービスはありますが、Grabはその上を行く便利さです。
上のメリットをひとつづつ詳しく説明します。
ぼったくられる不安から解放される
海外、特にアジア地域の旅行で心配なのが、ぼったくりですよね。
海外では通貨の単位、税金のシステム、チップ等全て日本と違いますので、支払いに戸惑います。
特にベトナムなんかは、通貨の単位が800,000ドンとかややこしい。
なので、会計時にすぐに計算することが難しく、言われたとおりに支払ってしまい、後で計算し直したらぼったくられていた。
という事はよくあります。
実は今回私も1回やられました😿
Grabのフードデリバリーを使えば、会計を確認してから支払い出来ますし、多く料金を請求されることもありませんので、その心配はありませんよね。
現地の言葉や英語が話せなくても、問題ない
海外旅行で不安なのは、やはり言葉の問題でしょう。
英語が多少話せる私でも、やはり不安ですし、今回のベトナム旅行では英語を話せるベトナム人が少なく、コミュニケーションに困りました。
旅行中はずっと外食になりますが、まず、入ったことのないお店に入る事にも勇気がいりますよね。
日本語以外の言葉のメニュー表記でどんな料理なのか、どの位の量なのか分からない。
聞きたくても言葉が話せない。
また支払いに関しても、
高すぎたらどうしよう、量が分からない等、やはり不安になりますよね。
そういった時Grabなら、コミュニケーションを取らずに、英語で説明のついた写真付きメニューからゆっくり選ぶことが出来ます。
そして、ジュース1つでさえもすぐに届けてくれ、クーラーの効いた快適な部屋で食事をとることが出来るのです。
支払いがクレジットカードでできる
上で説明した様に、海外旅行では通貨の単位が違い、慣れないお札の扱いは面倒に感じることもあります。
大きいお札しか持っていないとおつりが無いと言われたり、細かいお札ばかり貯まってしまったり、すぐにおつりを確認するのも難しかったりします。
しかし、Grabなら予め登録したクレジットカードで支払いできますので、そういう面倒から解放されます。
しかもクレジットカードのポイントも貯まります。
殆どのお店が登録されており、最低注文料金は無し、配送料が格安
日本でもUberEats等のフードデリバリーサービスが普及してはいますが、まだまだ郊外では配達エリア外だったり、登録店が非常に少ないです。
また、料金に関しても、配送料が加算されお店で食べるよりだいぶ高いですし、最低注文料金がある事が殆どですよね。
しかし、Grabのフードデリバリーは日本よりも断然優秀です。
- ドリンクひとつから配達してくれる
- ほとんどのお店が配達してくれる
- 最低注文料金は無し、配送料が格安
- 店で食べるのとほぼ同じ価格のことが多い
- ほぼ全てのメニュー写真が見れる
- クーポンや割引プロモーションがある
- 注文から配達までがとにかく早い
最低注文料金は無いので、例えばベトナムであれば、300円位のドリンク1つだけでも注文できます。
日本人は、つい、もっと頼まないと悪いと思いますが、現地の人はドリンクひとつだけ配達してもらっています。
そしてそのお店の数、現在地周辺の店がカテゴリーごとに検索できるのですが、迷う程の数です。
更にメニュー写真付きで、すごく見やすいです。
そして更に驚くべきはそのスピード。
今回も注文後なんと15分で受け取れました。
早すぎる💦
全ての履歴が残り、領収書も出せる。
利用すると、トップページの「アクティビティ」に全ての利用履歴が残ります。
支払った時間、金額、やり取りも全て残りますのでトラブル時にも確認ができます。
また、下の様にメールで領収書が送られてきますので、会社等へ提出の必要があっても対処できます。
Grabの会員登録とクレジットカードの登録方法
では実際の使い方を説明します。
日本でダウンロード、会員登録、クレジットカードの登録までしておくと現地でスムーズなのでやっておきましょう!
まず、Grabアプリをダウンロードし、会員登録をします。
Google又は、facebookのアカウントがあればより簡単にできます。
または、スマホの電話番号(日本の電話番号も可)でも登録できますが、電話番号によるSMS認証が必要になります。
この時電話番号の入力で気を付けるポイントは、スマホの電話番号の最初の0を省いて入力しましょう。
090で始まる番号なら90から入力です。
名前とメールアドレスも入力して「NEXT」をタップすると、SMS で認証番号が届きます。
アプリ画面に戻ってコードを入力できたら登録が完了です。
こちらがトップページです。
右下のアカウント→language(言語)から、言語の設定が出来ます。
日本語は無いので、英語に変更します。
しかし、私の画面では日本語も表示されたり、また英語に戻ってしまったりしました。
どうやら最近アプリリニューアルで日本語が表示されるようになったようですが、基本はまだまだ英語表記になっています。
クレジットカードの登録は日本でできない?
その後クレジットカードの登録をします。
表示の指示に沿って進めれば簡単にできます。
クレジットカードの登録は日本ではできない、又は出来ても現地に行ったらリセットされた等の事例もあるようです。
しかし、私の場合は今回も数年前のフィリピン旅行の際も、日本で問題なくクレカの登録までできました。
もしできなければ現地で再度トライしてみてください。
このアプリは日本では利用できません。
Grabフードデリバリーの使い方、手順
ではFoodのデリバリーサービスの使い方です。
トップページのフードのボタンをタップ
すると下の画面になりますのでここから、まず絞って検索していきます。
お店の選び方のコツ
ただ、非常に多くのお店があり、迷ってなかなか決めれないと思いますので、検索する時のコツです。
- なるべく近くのお店にする
- 配達所要時間が短いお店を選ぶ
- カテゴリーは指定する
現在地から近いお店順に検索ができますので、なるべく近い店を選びましょう。
早く届く、出来立てを食べれる、配送料金も安いと、いい事ばかりの為、近いお店を選ぶのがおすすめです。
食べたい物のカテゴリーを選ぶと、検索数が狭まり選びやすくなります。
例えば、ファーストフード、麺類、カフェ、ごはん物、焼肉等のカテゴリーから選びます。
プロモーション(割引)をしているお店は、更にお得に注文することが出来ます。
食べたい物のカテゴリー、距離、価格、おすすめ、ランキング等で指定して検索することが出来ます。
- 「Near Me」…現在地から近い順
- 「Reccmmended」…おすすめ順、
- 「Poplarity」…人気順
- 「Rating」…評価順
「Cuisines」で食べたい物のカテゴリー選択が出来ます。
多くあり過ぎて迷うので、私は、カテゴリーを選択したうえで、近い順から選んでいます。
Near Meから、配達時間と、現在地からの距離が出ますので、なるべく早くて近いお店から選びましょう。
料理を選びかごに入れる
お店を選ぶと、メニューの写真と価格が表示されますので、+ボタンで注文します。
注文するとカゴに入ります。
支払い方法を選択する
Basketをタップすると、注文画面に行きますので、ここで最終確認をします。
Payment details (支払い方法)で支払い方法を選択します。
クレジットカードを登録済であれば、そのままで大丈夫ですが、現金支払いに変更もできます。
プロモーション(割引クーポン)があれば利用する
注文を確定する前に、Payment detaild(支払い方法)の箇所に、プロモーション(クーポンコード)の選択肢がありますので、開いて確認しましょう。
割引が受けれるかもしれないからです。
この下の場合、14,000ドン以上の注文で、7000ドンの割引がある。という事です。
分からなければ、チェックして進むと実際に金額が割引されるので、そこで確認してもOKです。
フードの注文では、配送料とサービス料がかかります。
例えば下のピザの注文の場合、配送料が15,000ドン(約90円)とサービス料が3000ドン(約20円)かかります。
ただ、日本に比べたらとても安いですね。
注文商品を確認して注文する
注文内容と、金額、受取場所が合っているか確認して、注文ボタン【Place Order】を押す。
お店からお届けの目安時間や、ドライバーの顔写真と車やバイクのナンバーが届きます。
ここでお店のスタッフとチャットが出来るので、必要であればメッセージを送ります。
例えば、ロビーで待っています。など受取場所を指示してあげるとスムーズに受け取れます。
商品の受け取り
こんな感じに、ちょっと待って、今から届けますねーみたいなメッセージが届きます。
ドライバーが到着すると、チャットで、着いたよーと連絡をくれるので、受け取り場所で受け取ります。
バインミー(サンドイッチ)とハンバーガーを注文しました。
注文してから受取までたったの15分です!
早い!
ちなみに、ドーナツはプロモーションをしていて無料でついてきました。
2回目はピザとコーラを注文しましたがこちらも注文から20分で受け取れました。
Grabフードでの困ったトラブルと対処法
フードではタクシー配車の比べれば、あまりトラブルは無いかと思います。
ドライバーが場所を分からず、受け取れない
これは一番よくあります。
ピックアップの場所を入力、又は現在地から自動入力されますが、自動入力された場所と、本当にいる場所に多少相違がある場合があるようです。
その為、ドライバーが正確な場所を分からず、電話が掛かってきたり、チャットで「どこにいる?」と聞いてきます。
一番の予防法としては、よく知られている場所でない場合は、住所を入力するのが確実です。
私も、今回宿泊のホテルが新しいホテルで、ちょっと込み入った場所に合った為、ホテル名を入れてもたどり着けないドライバーが多かったです。
途中、ホテルスタッフに電話を替わってもらったり、チャットでベトナム語で住所を入力してもらったりして何とかなりました。
また、ドライバーがホテルには来たけど、会えないケースも。
広大なホテルで、入口が何カ所もある場合など、どの棟のロビーなのかなども詳しく伝えないと、受け取ることが出来ません。
配達された物が違う、不良である
配達されたら、できればドライバーがいる前で中身をさっと確認しましょう。
明らかに頼んだものより、個数が少なすぎる、ピザのサイズが全然違う、等はその場で気づくかもしれませんので気づいたらその場で言うのが一番。
食べる際に気づいてしまったら、食べる前に写真を撮り、証拠を残しておきます。
その後、Grabのヘルプセンターに問い合わせれば、返金対応してくれる可能性が高いです。
ただし証拠写真は必ず必要です。
Grabはアジア旅行では絶対に使うべき
アジア旅行でGrabを使うか使わないかでは、快適さが全然変わってきます。
私は6泊の旅行中、Grabタクシーでの移動を20回も、フードは2回利用しました。
暑い中一日中歩き回りクタクタになり、もう外で店を探して食事を摂る気力が無い時に、非常に助かりました。
エアコンの効いた快適な部屋で、人目を気にせずにゆっくり食事できます。
最初は使えるか不安に思うかもしれませんがすぐに慣れますよ!
アジア旅行にはぜひGrabを使う事をおすすめします。
タクシー配車についての詳細はこちらに書いています👇