日本通信SIMを使っていて、上限を超えた時の低速モードが遅すぎる!外出先で全然つながらずイライラ!
さらに、オプションで付けている通話時間の確認ができずに高額請求の不安。
私はずっと楽天モバイルでしたが、全然つながらない楽天回線が不便になり、ドコモ回線である日本通信に乗り換えました。
それなのに、今度は予期せぬ事態に愕然。
やっぱり楽天モバイルの方がよかったかも・・・・
この記事では、これらの問題に直面した私の体験と、見つけた対処法をご紹介します。
楽天モバイルか日本通信SIMか迷っている人や、楽天モバイルから日本通信SIMへの乗り換えを検討している方には、契約前にぜひ読んでいただきたい記事です。
読むとあなたがどちらを選ぶべきか、答えが出ると思いますよ!
【この記事の筆者プロフィール】
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日本通信SIMのプランとオプション:特徴とメリットは?
日本通信SIMのプランは分かりやすく、以下の3つに分かれています。
プラン
プラン名 | 月額料金 | データ容量 | 通話サービス |
---|---|---|---|
合理的シンプル290プラン | 290円 | 1GB | なし |
合理的みんなのプラン | 1,390円 | 10GB | 70分無料通話または5分かけ放題 |
合理的20GBプラン | 2,178円 | 30GB | 70分無料通話または5分かけ放題 |
オプション
そこに下記のようなオプションをつけることができます。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
5分かけ放題 | 390円 | 1回5分以内の国内通話が無料 |
70分無料通話 | 390円 | 月70分までの国内通話が無料 |
通話かけ放題 | 1,200円〜1,600円 | 国内通話が無制限(プランにより料金が異なる) |
5Gオプション | 0円 | 5G通信が利用可能(対応端末・エリア必要) |
iフィルター | 396円 | お子様向けフィルタリングサービス |
特徴とメリット
特徴やメリットは以下です。
- ドコモ回線を利用
- データ追加は1GBあたり220円
- プランによって追加できるデータ量の上限が異なる
日本通信SIMの最大の特徴は低価格であることです。
1GBまでならたったの290円と格安。
ほとんど自宅にいる私は、楽天モバイルの時もほとんどの月が1GBに収まっていたため、日本通信に換えたという経緯があります。
そして私は現在、この290円のプランに70分間の無料通話(390円)をつけて、月々の支払いは、たったの680円なのです。
各プランの容量が足りなくなった場合、1GBあたり220円で追加ができます。
プランごとに追加できるデータ量に上限が設けられています。
10GBプランでは、最大20GBまで追加可能
30GBプランでは、最大50GBまで追加可能
データ使用量や通話頻度に応じて、最適なプランとオプションの組み合わせを選択できます。
上限設定について
予めデータ使用量の上限を設定をすることで、簡単にデータの使い過ぎを防止できます。
画像:日本通信SIM
例えば、設定した上限を4GBに設定しておくと、4GB以上はデータを消費しません。
ただし、設定した上限までは自動で1GB220円分が加算されていきますので注意が必要です。
予め、これだけなら支払ってもいい額までの設定にしておきましょう。
データ容量のリセット日について
日本通信SIMの決済日は月末や月初ではなく、契約が日本通信SIMに切り替わった日となります。
日本通信SIMでは、毎月の料金サイクルと上限のリセット日が、実際にサービスを開始した日(契約が日本通信SIMに切り替わった日)に基づいて設定されます。
月末や月初といった固定の日ではなく、契約開始日が基準となります。
例えば8月7日にサービスを開始した場合
- 最初の料金サイクルは8月7日から9月6日まで
- 9月7日に新しいサイクルが始まり、データ容量などがリセットされる
- その後も毎月7日にリセットが行われる(10月7日、11月7日…)
日本通信SIMの上限を超えたらどうなる?低速モードは速度がかなり遅い!
では低速モードになるとどのくらいなのか、実体験をもとにお話しします。
データ容量の上限を超過すると、通信速度が大幅に制限されます。
超過すると、マイページにこのように出ます。
制限後の速度は128kbpsまで低下します。
これがどのくらいかというと、非常に遅いです。
正直、外出先でネットを見たり、支払いをしたりするのはかなり不便。使えない💦
通信状況によるかもしれませんが私の場合はこうです。
とにかくずっとクルクルが表示されイライラします。
一番困るのは、お店での支払いやクーポンを表示させたい時です。
いつもよりかなり時間がかり、レジ前で立ち上げて表示させると店員さんや他のお客様の迷惑になるため、予め表示させてからレジに行くことが必須です。
このように、低速モードでは正直外では全然使えなくなります。
この速度制限は、新たな請求サイクルが始まるまで、または上限設定を変更するまで継続します。
日本通信SIMでデータ量の繰り越しはできるか
で、イライラするので、データの追加(1GB 220円)をしようとする時、気になるのは、もしデータ追加をして余ってしまった場合、翌月に繰り越しができるのかということです。
まず、前もって知っておきたいのが、日本通信SIMでのデータ追加方法です。
データ追加は上限を広げることで行う
例えば1GB分(220円)だけ購入したい。という場合、日本通信では220円分を先に支払い購入する方式ではありません。
上限設定を変更することで、自動でその上限まで使用できるようになり、料金も使用料に応じて発生します。
下の画像のようにマイページから上限設定を変更できます。
変更すると即座に反映されるため、すぐに低速モードが解除されます。
データの繰り越しについて
では、追加した容量を使いきれず余ってしまった場合、繰り越しはできるのでしょうか。
公式サイトにはこのように書いてあります。
データ量は繰り越しできますか?
月額基本料内のデータ量まで達しなかった際の、余りのデータ量は翌料金月に繰り越せません。
上限設定を変更しても、データ量は使った分だけお支払いいただく従量プランなので、使わなかった分のデータ量の請求はございません。
例えば、シンプル290プランで上限が10GBになっていて、2GBまで使った場合、月額基本料+1GBの超過データ料の請求となり、8GBの請求はなく、この8GBは翌料金月へ繰り越しはございません。
引用元:日本通信SIM
まとめるとこうなります。
- 日本通信ではデータの繰り越しはできない
- 上限を設定しておいた場合でも使った分のみしか請求されない
データの繰り越しができる会社も多いですが、日本通信では使わなかった場合のデータ繰り越しはできません。
というか、繰越す必要はありません。
この理由は、日本通信SIMは、実際に使用したデータ量に基づいて料金が計算される従量制を採用しているためです。
そのため、データを使用しなかった分の未使用分の料金は発生しないのです。
例えば、シンプル290プランで10GBの上限を設定していたが実際の使用量が2GBだった場合
- 請求額は「月額基本料(290円)+ 1GBの追加データ料金(220円)」となる。
- 残りの8GBについては料金が発生せず、翌月への繰り越しもない
なので、安心して使えます。
日本通信SIMで通話時間の確認ができない問題と解決法
もう一つ、使ってみてから分かったデメリットがありました。
私は「70分無料通話」オプションをつけています。
この70分を超えてしまうと 30秒11円 が請求されますので、超えないように気を遣います。
しかしなんと、日本通信のマイページなどでは、通話時間や料金が確認できないのです。
これでは、超えたかどうか分からないので不安すぎます。
そこでなんとか通話時間を知る方法を調べたらありました。
アンドロイドは通話分析アプリを使用する
アンドロイドの場合は、【電話分析】というアプリを使いリアルタイムに通話時間を知ることができます。
どこに何分かけたかの明細も出ます。
また、見たい期間も変更できますので、日本通信SIMのリセット日が月途中の場合でも対応できます。
非常に使いやすい優秀アプリです。
iphoneの場合
iphoneの場合、現在、確実にリアルタイムで通話時間を知る方法が見当たりませんでした。
iPhoneの標準機能で通話時間を調べることができますが、着信も通話時間に含まれてしまう、相手が出なかった場合も含まれてしまうなどの欠点があり、正確な発信時間を知ることができません。
他にもいくつか方法がありますがどれも、確実性のあるものがありませんでした。
詳しくはこちらのサイトが参考になります。
参考 格安SIMの教科書
それゆえ、iPhoneの場合は、「5分かけ放題」プランの方を選択するという手もあります。
5分以内なら何度でもかけ放題で390円です。
これなら、通話時間を教えてくれるアプリを利用する事で5分を超える前に電話を切ることができます。
このようにして、通話時間を超えないように管理しましょう。
日本通信より楽天モバイルの方がおすすめか
日本通信の大きなメリットは、格安であることと、ドコモ回線であることです。
それで私は楽天モバイルから日本通信に乗り換えたのですが、上記のような予期してなかったデメリットに直面しました。
楽天モバイルの方が良かったこと
日本通信より楽天モバイルの方が良かったことはこちらです。
- 楽天LINKから通話すればかけ放題無料のため、料金を一切気にすることなく電話がかけれた。
- 一番安いプランが3GBまで1,078円、家族割なら968円で通話料無料のため、実は日本通信より安かった。
- 楽天市場での買い物がポイント4倍プラスされとてもお得だった
やっぱり楽天モバイルの一番の利点は、無料のかけ放題でしょう。
固定電話がないため、このために楽天モバイルを選んだのです。
そして3GBまで1,078円という格安の金額!
もし日本通信で上限を3GBにした場合は730円です。
しかしここには通話はついていない為、オプションの390円をつけると1,120円になり、結果、楽天モバイルの方が安いのです!
画像:楽天モバイル
もちろん3GBまで使った場合は、楽天の方が安いというのは調べたうえでした。
それでも過去はほとんど1GB以内で済んでいたためそれ前提で、そして低速になるだけだからいいかと思い乗り換えたのですが・・・・。
まさか低速がこんなに遅いことは誤算でした。
ただ、これまで4か月使用してきて、1GBを超えたのは、外出が多かった月1回のみ。
私の場合はやはりほとんど家にいるため、1GB以内に収まることがほとんどなのです。
そうなると2GBまでなら、日本通信の方が安いという事になります。
日本通信の方が良かったこと
逆に日本通信に乗り換えてよかったと思う事です。
- 1GB超えない月は、70分無料オプションをつけてもたったの680円で済む
- 子供は無料通話オプションをつけないとたったの290円で済む
- マイページがシンプルで使いやすい
- 低速モードでない場合は、外出先で楽天モバイルの時より断然つながる
とにかく安い事。子供の分はたったの290円です!
そして外でのつながり易さ。
以前の楽天回線の時は外出先では本当に使えませんでした。
田舎でもない場所のお店などでも全然つながらない為、クーポンや支払い画面が出せずに、お金を無駄にしてしまったことが何度もありました。
日本通信にしてからは、低速でない限り、サクサクつながるためとても快適です。
【おすすめな人別】楽天モバイルか日本通信どっち?
で、もし楽天モバイルか日本通信SIMか迷っている人や、楽天モバイルから日本通信SIMへの乗り換えを検討している方がいたら以下のようにアドバイスします。
どっちがいいのかは、優先順位や使用状況により異なりますね。
結論、日本通信SIMは低データ使用量で節約志向の強い人に適していて、楽天モバイルは大容量データ通信を求める人に向いていると言えます。
日本通信SIMがおすすめな人
このような人は日本通信SIMがおすすめです。
- データ使用量が少ない人(特に1GB以下の利用者)
- 月々の料金を極限まで抑えたい人
- シンプルな料金プランを好む人
- キャンペーンに左右されず、安定した料金で長期利用したい人
- 子供の初めてのスマホ利用のため
- ドコモの回線エリアで安定した通信を求める人
1GBか2GB以内に収まるなら楽天モバイルよりも安く済みます。
私のようにあまり外で使わないという人には非常におすすめです。
また、日本通信はシンプルで複雑なキャンペーンなどもないため振り回されません。
我が家の中学生の息子も日本通信にし通話は必要ないため、290円で済んでいます。
通信速度は安定していますが、昼だとややスピードが遅いという声があります。
格安SIMはどうしても多くの人が使う時間帯はスピードが遅くなる傾向はありますね。
楽天モバイルがおすすめな人
このような人は楽天モバイルがおすすめです。
- データ使用量が多い、または無制限のデータ通信がいい人
- 通話が多い人
- 楽天経済圏(楽天ポイント等)を活用したい人
- 外出先で通信速度が遅くてもかまわない人
- キャンペーンや割引を利用したい人
- 新しい端末と一緒に契約したい人
【まとめ】日本通信SIMに変えて分かったデメリット
その場合は楽天モバイルがおすすめです。
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