新築の庭が石だらけ!ガラ、鉄くずも出てくる問題の対処法は

【PR】

スポンサーリンク

新築の家に引っ越して、庭を整えようとしたら土の中から大量の石や鉄くず、ガラが出てきた!

こんな問題に直面したとき、どう対応すればよいのでしょうか?

今回は、実際に我が家が直面した、新築の庭に大きな石や鉄くずなどが沢山出てきて困った時の適切な対処法について詳しく解説します。

我が家が失敗した事も含め、業者やメーカーへの問い合わせ時に気を付けるべき事、解決しない場合の対処法も書いていますので、庭の問題にかかわらず、他の新築住宅のトラブルにも参考になると思います。

スポンサーリンク

建売住宅の新築の庭から大きな石や鉄くずが出てきた実際の画像

我が家が建売の新築物件を購入したのは2016年です。

結構広い庭があるのが気に入り購入。

がしかし、ぱっと見、石が多い

購入して直ぐはそんなに気にならなかったのですが、ガーデニングをしたり、子供が土遊びで掘り起こしたりした時に、大きな石が出てきました。

鉄くずやガラ、大きなコンクリートもあります。

ガラとは建築用語の一種で、産業廃棄物や建設廃材の総称。

レンガやコンクリートブロックを砕いたものや、木の柱や杭の木切れなど色々なものを含む。

引用元:建設・設備求人データベース

大きな石が出てくるたびに隅に運び貯めていました。
新築 庭 石 ガラ 

軍手やビニールテープなども混在。

恐らくどこかの解体現場の土を入れたのだと思います。

ちなみにすぐお隣の庭は、サラサラの砂です。

何で我が家だけ💦



こんなのが無限に出てくるんです。

石や土は、処理に困ります。

ゴミには捨てれませんし、業者に処分を依頼すると、数万円~数十万。
とにかく高い。

本当に厄介なのです。

こんな土、庭として使えない!ずっとイライラ。

でも、今更文句言っても。。。。と思いながら数年過ごしてしまいました。

施工してもらった住宅メーカーに問い合わせた

しかし8年も経った2023年、やっぱりこのモヤモヤをスッキリしたい!と思い、ダメ元で、住宅メーカーの当時の担当者に相談しました。

すると一度見に来てくれることになりました。

メーカー側はただ、「住宅地として認定された土地を購入しただけなので詳しい事は不明」と回答。

メーカー側の非は認めませんでした。

「ここまで酷い例は見たことが無い」とは言ってくれましたが、さすがに庭の土を全て入れ替える訳には行かず、集めた石のみを無料回収してくれるという対処になりました。

その後、予定の作業日まで、できる限り石を集めました👇

新築 庭 石 ガラ 鉄くず

そしてメーカーから2人の作業員が着て下さり、やっと回収が終わりました

最初の電話から回収が完了するまで1ヵ月半もかかりました。

まだまだ、石は出て出来ますが、とりあえず長年隅に貯めていた大きな石は無くなりスッキリ。

こういう事例もありますので、購入前に庭の土や地盤についてもよく調べた方がいいです。

スポンサーリンク

新築の家に問題を発見した時の対処のポイント

では、庭の石問題にかかわらず、新築の家に、こういった問題を発見したらどうすればいいのか。
我が家の失敗も含めまとめます。

  • 早めに問い合わせる
  • 問題を発見したら写真や動画で記録を残す
  • 契約書や保証書を確認する
  • 問い合わせの履歴も残す
  • 感情的にならずに冷静に説明、交渉する
  • メーカー側で問題が解決しない場合、消費者センターや住宅紛争処理機関などの第三者機関に相談することも検討

早めに問い合わせることの重要性

新築の家に問題を発見した時、できるだけ早めにメーカーに問い合わせることは非常に重要です。

 保証期間内での対応が可能

新築の家には通常、一定期間の保証が付いています。

この保証期間内に問題を報告すれば、無償で修理や対応を受けられる可能性が高いです。

保証期間が過ぎてしまうと、修理費用が自己負担になることが多いため、早期の報告が経済的にも有利です。

問題の拡大を防ぐ

早めに問題を報告することで、小さな問題が大きな問題に発展するのを防ぐことができます。
例えば、水漏れなどの問題は早期に修理しなければ、建物の構造に大きなダメージを与える可能性があります。

ストレスの軽減

住宅の問題が放置されると、日常生活に支障をきたし、ストレスが増えます。

私も今回の庭の問題に8年間もイライラしっぱなしでしたので、早く問い合わせなかった事を後悔しました。

写真や動画で記録を残す

問題の状況を口頭だけで説明するより、写真や動画で見せた方が、もっとわかりやすく、早く伝わります。

また、証拠として残すことができます。

問題が発生した日時や発見した日時も詳細に記録しておきましょう。

契約書、保証書を確認する

問い合わせる前に、保証書や契約書の確認します。

保証期間や保証範囲の内容について知っておき、もし疑問があれば問い合わせが出来るようにしておきましょう。

感情的にならずに冷静に説明、交渉する

電話だとつい、感情的になってしまう場合がありますが、それは損です。

交渉の際には、柔軟で冷静な姿勢を持ちながらも、自分の権利を主張する強い意志を持ちます。

難しそうであれば、代替案も提示します。

今回の我が家のケースでは、庭の砂の入れ替えは難しいという事だったので、今ある石だけでも回収してくれないかと提案しました。

問い合わせの履歴も残す

電話だと、証拠が残らない為、言った言わないのトラブルになる事があります。

その点、メールでの問い合わせなら、証拠として残す事が出来ます。

電話の場合は、メーカーとのやり取りや回答を文書で記録、報告書にまとめると正式な記録として残ります。

第3者への相談

メーカー側で対応してくれない、対応に納得がいかない場合は、消費者センターや、建築士、弁護士などに相談するという方法もあります。

住宅トラブルの相談は国土交通大臣指定の住まいるダイヤル 等でも出来ます。

泣き寝入りする前に、やれるだけの事はやりましょう。

スポンサーリンク

【まとめ】新築の庭が石だらけ!ガラ、鉄くずも出てくる問題の対処法は

新築の庭が石だらけで、ガラや鉄くずが出てくる問題は、確かに大きなストレスです。

しかし、適切な対処法を知り、迅速に対応することで、問題は解決可能です。

紹介した方法を参考にして、まずは自分でできる事はやってみてください。

そして、専門家の力を借りることで、よりスムーズに問題を解決できるでしょう。

もし、この記事を読んでいる間に「自分では解決が難しいかもしれない」と感じた場合は、専門家に相談することをお勧めします。

住まいるダイヤルは住まいの「困った」を相談できる国土交通大臣指定の相談窓口です。