手作りお菓子と市販のお菓子はどっちが安い?検証した結果

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マヨ

★普通の主婦の実体験から「我慢ナシの節約法とお得情報」を紹介
★雑誌『ESSE』貯金特集で金賞受賞/Ameba公式チョイス監修
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最近お菓子も値上がりしてるからおやつ代がかかるわ

続く食料品の値上げで、市販のお菓子も高くなりましたね。

そこで、クッキーや焼き菓子を手作りして節約を考える人もいると思います。

でも、市販のお菓子もプライベートブランドや特売だと安いし、手作りより買った方がコスパいいんじゃない?

それ知りたいですよね。

そこでこのブログでは、しょっちゅう手作りで簡単なお菓子を作っている節約主婦の私が、市販のお菓子と、手作りで作るのとどちらが安いかを、材料費を割り出して検証しました。

結果、買うよりも作った方が安いお菓子は…

読めば、節約の為にお菓子を手作りするべきかの答えが出ますよ!

※この記事で紹介しているの商品価格は2024年5月現在の価格です。

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【コスパ比較】市販のクッキーと手作りクッキーはどっちが安いか

では、市販のクッキーの価格です。

市販のクッキーの価格はいくら

市販のクッキーは、プライベートブランドでは、税込みでも1箱100円以下です。

私がよく行く激安スーパーの【ゲンキー】のPBもこんなに安い

マヨ
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安すぎますね!
そして味も普通においしいです。

コンビニでもプライベートブランドなら一袋108円~128円位でした。

森永や不二家等のメーカー品は少しお高いです。

激安のお店価格なので、普通はもっと高いと思います。

検証に使う材料の市販の価格(参考)

ではこれから、手作りお菓子にいくらかかるかを計算します。

材料の価格ですが、安めのスーパーでの購入価格を基準にしています。

でも、バターは200gで税込み537円と高いです。

【材料価格】※1g当たりは小数点2位以下は四捨五入

材料名 税込価格 1g当たりの価格
薄力粉(1㎏) 246円 0.25円
砂糖(1㎏) 257円 0.3円
こめ油(900g) 538円 0.6円
塩(1㎏) 138円 0.14円
バター(200g) 537円 2.69円
ベーキングパウダー(100g) 214円 2.14円
卵(10個) 192円 19.2円/個
牛乳(1L) 214円 0.21円
板チョコ(1枚50g) 106円 2.12円
アールグレイ紅茶(20個) 376円 19円
純ココアパウダー(100g) 421円 4.21円
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クッキーを最低限の材料で手作りした場合の材料費

では、手作りで普通のクッキーを作った場合の金額はいくらでしょうか。

プレーンクッキー

こちらは自作の、素人感満載プレーンのクッキーです。

最低限の材料を使い、卵は入れていません。

【材料費】合計 77円
・薄力粉 120g(30円)
・砂糖 50g (15円)
・こめ油 50g(30円)
・牛乳 10g(2円)

この量で約77円で出来ました。

安いですね!

でも、光熱費や労力を加味したら市販の89円のクッキーと大差なし!!

しかも、これは卵もバターも無しですので、もし、こめ油をバターに変えて、卵を加えた場合はいくらになるか。

こめ油をバターに変え、卵40gを入れた場合→約197円

一気に価格が上がります!

この価格なら、メーカーの、個包装でクオリティの高い市販を買った方がいいかも。

他にも作ったクッキーの材料を計算してみました。

チョコアーモンドクッキー 大きめ6枚

スタバ風の直径約8.5㎝の大きめクッキーです。

材料費 290円(1枚当たり48円)

アーモンドチョコレートを使用したため高くなりました。

アールグレイのクッキー

最初のプレーンクッキーの材料に、アールグレイのティーパック1袋を入れました。

薄力粉120gでこの量ができました。



材料費 96円

手作りも安いですが、市販でも、もっとサクサクしておいしいクッキーがこの価格です💦

 

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市販の焼き菓子と手作りの焼き菓子はどっちが安い?検証

では、次に焼き菓子はどうか

スーパーなどにある市販の物では、こういった商品ですね。

洋菓子店やコンビニにある、個包装のマドレーヌ、パウンドケーキ、マフィンなどはピンキリですが、1個100円~300円しますので高めですね

カップケーキ 6個

【材料費】合計 92円(1個当たり15円)
・薄力粉 80g(20円)
・砂糖 40g(12円)
・卵 1個(19円)
・こめ油 45g(27円)
・ベーキングパウダー 3g(6円)
・牛乳 40g 8円
市販より安くできます!まぁでも味は…材料なりです。

ブラウニー 直径6×5㎝ 15個分

バナナを入れてしまいましたが、バナナ無しの材料で計算します。

【材料費】合計 401円 (1個当たり27円)
・薄力粉 70g(18円)
・砂糖 60g(18円)
・卵 2個(38円)
・こめ油 70g(42円)
純ココアパウダー 15g(63円)
・板チョコ 2枚(212円)
・牛乳 20㏄ (4円)
・ベーキングパウダー3g 6円

これは板チョコ2枚を使った為、結構高くなりました。
でも5㎝×6㎝くらいのが15ピース出来たので安いですね。

スーパーだと、ブルボンのチョコブラウニーがこのくらいの価格です。

コンビニだとガトーショコラとありますが、似たようなのがこの値段でした。
1ピース当たり80円で、私が作ったものの半分くらいの大きさ。

正直これは味は、同じ感じだと思いますので、手作りの方が安い。

ケーキドーナツ 直径8㎝ 9個分

薄力粉から作る、イースト無しのドーナツの場合

【材料費】合計129円(1個当たり14.3円)
薄力粉200g 50円
ベーキングパウダー 5g 11円
砂糖 80g 24円
牛乳 60ml13円
卵 1個 19円
油 20g 12円
これも1個13円と激安でできました。

市販の安いケーキドーナツとほぼ同じレベルにできます。

この下のドーナツは1個当たり約43円ですので手作りの方がだいぶ安い。

ミニカップケーキ トッピングアレンジ 12個分

カップケーキの材料は最初の物と全く同じで、直径4㎝の大きさに焼きました。

この様にトッピングを購入すると高くなります。

材料費 約347円

この量で、トッピングもまぁまぁ乗ってるので、手作りの方が安いかな。

スコーン レーズン入り 6個

これは、ホットケーキミックス(トップバリュ/600g(257円)を使用して作ったスコーンです。

材料費 約186円(1個当たり31円)

安いと言えば安いですが、所詮、ホットケーキミックスの味なので、市販品の高いスコーンとはクオリティが違います。

ちなみに、こちらは私が2013年に投稿したレシピですが、何度もクックパッドニュースに取り上げられ、つくれぽも多い人気レシピです。

ぜひ作ってみてくださいね👇

15分で焼き上げまで!HMで簡単スコーン by meru103

マドレーヌ

マドレーヌはバターを沢山使うお菓子ですよね。

私はケチで作ったことが無いので(笑)こちらのレシピを参考にさせて頂き、材料費を計算しました。

基本のマドレーヌ
シンプルなだけに、ごまかしがきかない。
だからこそ美味しいと言われると嬉れしくて何度も何度も作ってしまうマドレーヌです(´艸`*)
焼きたては外が「カリッ」と中は「ふわふわ」
時間が経つにつれカリッとした食感はなくなりますが、そのかわりに「しっとり&ふわふわ」と変化します。出来立はもちろん時間が経っても美味しいマドレーヌ。作ってみてね。

材料費 一個当たり 23円

マヨ
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シェル型の1個分なので小さいですが、バターをたっぷり使ったのもかかわらず、意外に安い!

有名洋菓子店【ヴィタメール】のシェル型マドレーヌは1個当たり、166円です。

画像:東急百貨店オンライン

ただ、材料は勿論、高い物を使っていると思いますが、それにしてもはやり手作りの方が断然安いですね。

買うより作った方が安いお菓子は?手作りは節約になる?検証結果からの総評

さて、結局、手作りのお菓子は節約になるか、コスパ面で安いのか。

上の検証の結果から、コスパ面だけで考えた時の、個人的な見解は以下です。

✅クッキーは買った方が安いので節約にならない
✅ドーナツ、マフィン、マドレーヌ、パウンドケーキの焼き菓子は、節約になる場合が多い。

お菓子を作るのに時間と電気代、水道代等もかかりますね。

要するに人件費と光熱費がかかる訳です。

それを加味すると、クッキーは市販とほとんど差がない為、買った方が安いと考えます。

他の焼き菓子は、市販でも材料は安い材料を使っている市販の物でも、比較的価格が高めの為、手作りした方が安くなるケースが多くなることが分かります。

手作りお菓子は市販品とは違う

また、手作りのお菓子は市販品のレベルには相当及びません。

市販品のレベルに近づけるには相当のお金と労力がかかります。

ド素人の私が言うのも恐縮ですが、いくらお菓子作りがプロ並みの腕でも、例えば、市販の【チョコパイ】や、【ルマンド】そっくりなものを作るのは至難の技でしょう。

画像:森永公式サイト


画像:ブルボン公式サイト

この、100円位のクッキーも、手作りでは無理なクオリティですよね💦

もし作れたとしても、材料費とその研究費にもかなり費やすのではと思います。

そして、添加物にしか出せないふわふわ感やサクサク感、香料などは手作りでは入れられない為、味にも限界があります。

また手作りお菓子は市販品の様に日持ちもしません。

こういった理由から、正直、コスパだけの事を考えるなら、買った方が安くて手軽でおいしいです。

マヨ
マヨ

料理の場合は総菜を買うより手作りが安い事が多いですが、お菓子作りはそうでもないですね。

市販品には無い手作りお菓子のメリット

でも、手作りには市販品には無いメリットが沢山あります。

  • 添加物が入っていない
  • 材料の選択や増減が自由に出来る
  • 作る楽しさ
  • 子供とコミュニケーションが取れる

まず、一番はコレ、添加物が入っていない事ですね。

手作りなので自分が何を入れたか全部分かります。

市販品には必ずと言っていいほど、添加物が入っています。

画像:森永公式サイト

原材料の/以下が家庭では入れられない添加物です。

また、家庭ではあまり使わない、ほとんどのお菓子の商品に使用されている、ショートニングは体に良くありません。

それに、自分で作れば、砂糖や油の種類を変えたり、減らしてヘルシーにすることも自由にできますよね。

また、お菓子作りは楽しいです。

子供と一緒に作ればよいコミュニケーションになります。

【まとめ】市販のクッキーや焼き菓子と手作りとどっちが安い?節約になる?

まとめます。

  • 手作りお菓子のコスパについては、材料にもよるが、クッキーは市販品を買った方が安い、焼き菓子は同じ程度の物が手作りの方が安くできる可能性が高い。
  • 手作りお菓子で市販品のクオリティに近づけるのはほぼ無理
  • 結論、総合的に言えば、市販品の方が安くて手軽でおいしい
  • 手作りはお金のことを考えず、楽しむことや健康の為にするのがおすすめ

おせんべいやスナック菓子は手作りは難しいので、焼き菓子は手作りもおすすめです。

こちらでは、手作りパンと市販のパンはどっちが安いかを同じように比較しています。

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画像:TEMU