多忙な毎日を送る現代人にとって、時短で美味しい料理を作れる電気圧力鍋は魅力的な調理器具です。
ティファールの「クックフォーミーエクスプレス6L」は多機能で安価なため人気のモデルですが、サイズが大きすぎるとか、美味しくないという口コミも見られます。
このブログでは、クックフォーミー6Lで実際に調理をした画像付きで、そのメリットとデメリット、正直レビューを詳しくご紹介します。
購入を検討している方は知っておいた方が良い情報です。
結論として、私個人としてはクックフォーミー6Lは非常におすすめです。
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大容量の電気圧力鍋!ティファール「クックフォーミー エクスプレス 6L 」の特徴
クックフォーミエクスプレス6Lは圧力機能付きの電気調理鍋で、主な特徴は以下です。
- 210種類(CY8711JPは250種類)の内蔵レシピを搭載し、液晶画面の指示に従うだけで失敗なく調理
- 圧力調理機能付きで、調理時間を大幅に短縮
- 予約機能付きで、外出前にセットして帰宅時に出来上がりの料理を楽しめる
- 炊飯、蒸す、煮る、炒める、保温、温めなど、多彩な調理モード
- 6Lの大容量で6人分の量の料理まで対応
電気調理鍋と言えば、ヘルシオの【ホットクック】も人気で候補に挙がるかもしれません。
しかし、ヘルシオのホットクックには圧力機能はついていません。
また、6Lの容量のモデルもありませんのでそこが大きな違いです。
クックフォーミー6Lの品番CY8521JPとCY8711JPの違い
クックフォーミーエクスプレス6Lには、品番が、CY8521JPAとCY8711JPがあります。
この2つの違いは、発売時期、内蔵レシピ数、カラーの違いのみで機能やサイズは全く同じです。
見た目もほぼ同じです。
CY8521JP | CY8711JP | |
発売日 | 2019年9月 | 2022年8月 |
内蔵レシピ数 | 210 | 250 |
カラー | ホワイト | ホワイト/ブラック(CY8718JP) |
2024年7月現在、2つのモデルの価格に大差はない為、後発モデルのCY8711JPを購入した方が良いでしょう。
尚、今回私はレンタルでお試しで使用したため、古いモデルの【CY8521JP】を使用したレビューになりますが、上述したように、機能面では同じなため、後発モデルを購入の方にも参考になります。
買って後悔?ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミーエクスプレス6L」のデメリット
ではまず、便利さの裏にあるデメリットです。
サイズが大きいゆえの置き場所問題
でかいです💦見てください、5合炊き炊飯器と並べて見ると分かりやすいですよね。
取っ手部分が横に出ている為、作り付けの炊飯器置き場には入りませんでした。
重さも6.5㎏とかなり重い為、使うたびに持ち運ぶのはおすすめしません。
しまい込むと使わなくなってしまうのはよくある事です。
レシピを見るためにいちいち後ろを振り返り、材料を切ってもすぐ横に無いので、材料を投入するのも面倒。
結論、調理台のすぐ横に置けた方が断然便利です。
買うなら確実に定位置を確保できる場合のみにした方が良いです。
こんな風に工夫している人も!これなら置き場所が無い人も検討出来ますね。
置き場所に困っていたクックフォーミー6Lとホームベーカリー
ニトリで買ったスチールワゴンがピッタリ😆 pic.twitter.com/RiCJhczqxZ— ぬぅぴぃ (@noopy_brown) March 16, 2022
内蔵レシピが中途半端で使いづらい
- レシピの写真が無い為どんな料理か分からない
- レシピが探しにくい
- レシピの行程が最初に見れない&戻れない
レシピの写真が無い、探しにくい
レシピ名に写真が無い為、どんな料理か分かりません。
それゆえ、豚の角煮等の単純な料理以外は、この液晶の文字だけを見て作ろう!とはなりにくいかな。
レシピを選ぶ画面の最初がこれです💦
【前菜】【メインディッシュ】って人によってはどちらに分けるのか感覚違いますよね。
肉料理、野菜料理、等、材料別で分けてもらいたい。
あと、一覧の料理は探しにくい!と思ってよく見たら、あいうえお順になっていました。
それは説明書に書いていない為、最初気づかず、探すのが面倒でした。
上記の点から、この液晶画面だけでは使いづらい為、結局スマホで、ティファール公式のレシピを併用する事になると思います。
ただ、公式サイトのレシピも、探しにくいのです。
レシピ検索が、カテゴリーや、材料別には探せません。
【並び替え】の指定ですが「ジャンル別」で並べ替えてもどう並び変わったのか全然分かりません💦
「レベル別」「調理時間順」で並べ替えて探す人は、少ないのでは・・・
検索窓も無いのでとにかく探しにくいです。
画像:ティファール公式レシピ
また、アプリもあるのですが、これも残念
まずトップ画面がコレですから。
アプリでも材料別カテゴリー等は無いです。
でもまだこちらは、検索窓に「鶏肉」等と入れてある程度は探せます。
レシピ検索はしづらいという点はマイナスポイントです。
レシピの行程が最初に見れない&戻れない
これはどういうことかというと、材料揃えてOKボタン、ひとつの行程を終えてOKボタンという風に展開する為、最初に全ての作り方を確認できません。
まずレシピを選択すると、画面に材料が表示され、OKボタンを押すと、続いて手順が表示されます。
しかし、一度手順に進むと、戻るボタンを押しても材料の画面には戻れません。
その為、いざ調味料を入れる段階で分量を確認しようとしてもできず、結局スマホで公式サイトから材料を確認したりして、意味がありません。
それか最初にメモする?これは不便でした。
選べるレシピの人数が限られている
人数を選択できるのですが、2、4、6人前しか選択できません。
レシピの分量を見ると、全体的に分量が少なめな傾向です。
我が家は丁度の人数分(4人前)にすると足りませんでした。
しかし、プラス1人前の5人前で作りたくても選択肢が無いので、仕方なく自分で計算か、6人前で作るという事になります。
液晶画面の向きが変えれない
液晶画面の向きや角度は変えれません。
その為、腰より下の位置に置いたりすると、かがんで見ないと画面が見えません。
キッチンの調理台でも背の高い人は少しかがんで見る感じになるので、これも、置き場所を左右するなと思いました。
角度が上向きに変えれたらもっといいのにと思いました。
内釜が深すぎる
内釜が深いため、炒めたりする時は少しやり辛いです。
また、容量は多いのですが、深さばかりで底面積は広くない為、多くの量の肉や魚を広げる事は出来ず、重ねないといけなくなります。
かといって浅くして底面積を広くすると、本体サイズももっと大きくなってしまうので難しいところですね。
炊飯はコツがいる
炊飯もできるので炊飯器も要らない!炊飯器代わりになる?
数回炊飯をしてみました。
米を洗ってセットしてから蒸らしも入れて30分ほどで完成しますので時短になります。
見た目は美味しそうですが・・・
がしかし、釜の目盛り通りに水を入れたのですがべちゃっとしてしまいました。
炊き上がりから45分保温した後は、もっとおいしくなくなってしまいました。
3度試しても思う仕上がりにならず…。もう失敗したくなく、炊飯するのは止めてしまいました。
操作も炊飯器の様にスイッチ押すだけとはいきませんし、保温も炊飯器の方が上手くいくように思います。
コツを掴めばいいかもしれませんが、おそらく何度かは失敗すると思います。
やはり、炊飯は炊飯器の方が優れているなと感じましたし、料理と炊飯を同時にできないと考えるとやはり炊飯器は別にあった方が良いです。
ティファール「クックフォーミーエクスプレス6L」のメリット
では、ここからは実際に、いくつかの料理を作った様子をお見せしながら、ここは良かった!のメリットを紹介します。
自動メニューの調理が便利
210ものレシピがありますが、私は目分量で作ったり、すぐにアレンジしてしまうため、多分使わないだろうなと思っていました。
がしかし使ってみたら意外に便利でした。
ミートボールのトマト煮
人気の【ミートボールのトマト煮】を作りました。
人数を選択すると、ディスプレイに人数分の材料が出ますのでいちいちスマホなどで調べなくてもいいです。
行程もこのように出ますので、その通りに作業をして、終わるたびにOKを押していきます。
教えてもらう通りに進めて加熱したらもう出来上がり。
えっ?本当にラクです。
しかもこのレシピはめちゃめちゃおいしかったです。
照り焼きチキン
自動メニューにあった照り焼きチキンも作ってみました。
本当は、もも肉ですが、胸肉で、調味料は全く同じで作りました。
最初に焼き付ける工程は自分でやります。
でも、同じ鍋で一度にできるのでラク。
フッ素コーティングでまったく焦げ付きません。
調味料入れて圧力3分で、あっという間に完成!
蓋を開けて、たれを煮詰める工程まであったのには驚きました。
とりむねですが、柔らかく出来ました。
タレの味付けもばっちりでおいしい。
フライパンで作るよりもしっとりできたのは分かりました。
自動メニュー通りに作れば、料理が苦手な人でも、子供でも安全に、失敗なくおいしくできると思います。
圧力鍋としても安全で簡単な操作
茹で時間14分の半生のうどんを、圧力モードで茹でてみました。
加圧2分、蒸らし6分で完成。
もちもちですごくおいしく茹でる事が出来ました。
夏場でも全く暑くないし、吹きこぼれる心配も無くてイイ!!
以前はガス火用の圧力鍋を使用していましたが、圧力がかかる、下がる際の音や、蓋の開け閉めの際に結構怖かったりしました。
また、時間を計ったりも全て自分でする為、目が離せませんでしたが、全て自動は本当にラク。
蓋の開け閉めも簡単ですし、多少上から蒸気は出るものの、全く怖くないです。
圧力機能がついていない電気調理鍋だと、正直炊飯器やスロークッカーでも代用可能ですが、圧力機能付きである事は大きなメリットだと思います。
マニュアル調理もできるので普通の鍋としても使える
自動メニューの他にも通常調理というモードで、普通の鍋の様に使う事も出来ます。
弱火、中火、強火の切り替えも出来、予熱も早いです。
蓋を開けたまま、焼いたり、炒めたりも可能で万能です。
大容量
圧力鍋の6Lは他のメーカーでもありません。
以前の圧力鍋は、3Lだった為、一度に多くの料理を調理できず、もう少し大きければと思っていました。
大は小を兼ねます。
もちろん、少量の料理も出来ますのでどうせなら大きい方が便利です。
6Lの大容量はやはり魅力!!
またチリコンカンを作った 今度は大量に作って作り置きにした これを昼ごはんとする
クックフォーミー6L買って良かった— 端 haji (@sumikko_4) April 2, 2024
クックフォーミーに6Lサイズがあるのか。家族が満腹になる量のおでんが一気に作れるやないか。欲しい。
— むらこ (@snakuri) December 23, 2023
保温、タイマー、再加熱モード付
料理完成後や、炊飯後にそのまま保温も可能ですので、温め直す手間なく、出来立てが食べられます。
また、タイマーも炊飯の際は非常に便利です。
ただしお肉料理等の自動メニューでは腐敗を防ぐ為タイマーは利用できません。
これはどのメーカーでも同様です。
操作がしやすい、液晶が見やすい
ほとんどの操作がダイヤル操作なので、スムーズに選択する事ができます。
また液晶も綺麗で字もくっきりと見やすいです。
洗いやすい、汚れ落ちがいい
フッ素コーティングがしっかりしているので、油汚れもつるっと取れます。
また、蓋部分を外して洗うのも簡単ですし洗ったり拭いたりしやすいと思いました。
蓋が本体と一体化している
この点は、別でアイリスオーヤマの圧力鍋を使用した時に、思いました。
アイリスオーヤマの電気圧力鍋は、蓋が本体と一体化していません。
それゆえ、蓋を開けると、どこかに置かなければなりません。
水分がついてるのでぽたぽた垂れるし、立てて置けないし、置く場所に困ります。
その点クックフォーミーは炊飯器の様に、蓋が一体化している為、そのような面倒がありません。
これは毎回のストレスを大幅に削減します。
まとめ:電気圧力鍋クックフォーミーエクスプレス6Lがおすすめな人
では、これまでのメリットとデメリットから、クックフォーミーがおすすめな人、買っても後悔しなさそうな人は次の人です。
- 調理台のそばに置き場所を確保できる人
- 一度に大容量の料理を作りたい人
- 料理が苦手な人
- 時短で調理をしたい人
- 炊飯器として使う事をメインにしない人
私が思う、クックフォーミー6Lの他のメーカーには無い最大のポイントは、やはり6Lの大容量という点です。
その点、大きさがデメリットにもなるのですが、小さいより大きい方が使えるという事は使ってみると分かると思います。
クックフォーミーエクスプレス6Lは、機能と価格のバランスが良くおすすめです。
ただし、やはり合う合わないは人により違いますので、まずはお試しレンタルが無難です。
私はクックフォーミーエクスプレス6Lをアリスプライムで借りました。
アリスプライムはこんなにもいろんなメーカーの電気調理鍋が揃っています。
初月は無料で、無料期間中の解約も可能なので、気軽に試せますよ!
もし、小さいサイズの「クックフォーミーエクスプレスの3L」を使ってみたい人は、「ゲオあれこれレンタル」にあります。
ゲオあれこれレンタルでクックフォーミーエクスプレス3Lを見てみる
単発のレンタルは、14泊15日で4,280円です。
月額だと1ヵ月2,400円ですが、最低レンタル期間が3か月になりますのでお試しなら単発がおすすめです。