生米パンはパウンド型、炊飯器、ホームベーカリーのどれが簡単?失敗しない?

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生米パンは、家庭にある生のお米からパンが出来る、リト史織さんという方が考案されたグルテンフリーのパン。

このブログでは、生米パンにハマった私が、パウンド型、炊飯器、ホームベーカリーで作ってみて比較し、それぞれのメリットやデメリットと一番簡単で失敗しにくいおすすめの方法を紹介。

失敗したリアルな写真もちゃんと載せてます。

このブログを読むと次の事がわかります。

✅生米パンを、オーブン&パウンド型、炊飯器、ホームベーカリーで作った際の比較が分かる
✅それぞれの方法のメリットとデメリットが分かる
ベストな加水率、水分量の計算、失敗の原因やコツなどはこちらの記事で詳しく書いています。
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【生米パンの作り方】パウンド型、炊飯器、ホームベーカリーの比較

生米パンを、同じ分量、条件で3つの方法で作ってみました。

参考にした分量は、米1合分で作るレシピが分かりやすいと思い、You tube の【美メシちゃん】のレシピで試した結果です。

【材料】
お米 1合(150g)
こめ油 10g
砂糖 10g
お塩 2g
ドライイースト 4g
ぬるま湯 70cc〜80cc
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【生米パン】パウンド型&オーブン

パウンド型を使い、オーブンで焼くという一番基本の形です。

以前2回作ったことがあり、今回は3回目。
ちなみに2回目は膨らまず失敗。

前回はアルミ型に、クッキングシートを敷いたのですが、今回は、テフロン加工の少し大きめのパウンド型でシートを敷かず、油を薄くぬって作ってみました。

発酵前

発酵後

上手く発酵しました。
焼きはオーブン余熱後、180度30分。

めちゃめちゃこんがり上手く焼けています!!
おいしそう♪

焼成後

ポコッときれいに簡単に型から外れたので、テフロン加工は大変おすすめです。

私が使っているのはこちらの安い物ですが万能です。

 

大きさは20㎝で少し大きめで、ミートローフ等のお料理にも大活躍、パンもケーキもくっつかず、長年使っていますが丈夫です。

軽くて洗いやすく、口コミも良く、人気商品です。

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切ってみると、ちょっと空洞が出来ていました。
この原因は恐らく過発酵だと思います。

少し断面がつぶれた感がありましたが、まぁまぁうまく出来ました。

オーブン+パウンド型で作るメリット

  • 工程は簡単、発酵はオーブン任せなので温度は安定していて失敗は少ない。
  • オーブンのタイマーで時間を設定できてラク。
  • 焼き時間もレシピ通りで大体上手に焼け、裏返す必要もなく上面もこんがり焼ける。

オーブン+パウンド型で作るデメリット

  • 発酵の2倍が分かりにくい→これは下に解決法を書いています。
  • 型が必要
  • アルミなどの型の場合はクッキングシートを敷かないとくっつくので面倒

発酵の確認方法

下はホームベーカリーのパンケースの画像ですが、発酵前に竹串をさして深さを確認して、その2倍の所に、生地で横線を引いてしるしをしておきます。

この線の少し下位になっていたら、発酵完了の目安です。

総評

今回の3つの作り方の中では、一番、見た目がよくこんがりとおいしそうに焼けました。

基本に基づいた作り方なので、情報量も多いです。

手順通りにすすめ、発酵の見極めさえできれば、初心者でも簡単だと思いました。

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【生米パン】炊飯器

こちらは、1合の分量なので、また、美メシちゃんの動画を参考にさせて頂きました。

【生米 炊飯器】で検索するとすぐに出てくるこちらの動画は、380万回以上も再生されている人気動画です。

美メシちゃんの動画ではかっこいい高そうな炊飯器ですが、我が家のは結構古い、安い炊飯器です。
同じく5.5合炊き。

発酵前の写真です。

発酵前

炊飯器は目盛りがついてるのがメリットです。
メモリを覚えておけば、2倍発酵したか分かりやすい。

動画の通り、20分保温で発酵。

20分後👇

発酵後

わぁ、ちょっと発酵しすぎたみたいです。
20分発酵とあったけど5分短めにすればよかった💦

慌てて加熱ボタンをプッシュ。

動画では焼きは、炊飯で30分か早炊きでとありますが、早炊きが何分間か不明なため、今度はちょっと短めで炊飯25分でタイマーかけてみます。

25分後開けてみると、えっ!全然焼けていない。
表面はまだべたべたでヒビ割れている。

25分後

ひっくり返せる状態ではありません。
追加で10分炊飯。

35分焼いても、表面は乾きましたが、これ以上やっても変わらなそうだったのでひっくり返し20分焼き。

炊飯(焼き)35分後

ひっくり返したらほんのり焦げ目。
しかも薄っぺらい💦

完成品

裏は焼いても何故か全く焦げ目つかず、動画と全く違う物体に💦。
これは完全なる失敗です。

完成

このブログではちゃんとこうして失敗も赤裸々に載せます(笑)
しかしひどいですね💦

生米パン 炊飯器 失敗

イースト臭きついです。
ねっちょりと歯にくっつく感じ。
お餅です。

しかし捨てませんよ!トースターでカリカリに焼いたり揚げたりしたらおいしく食べれました!

炊飯器で作るメリット

  • オーブンもホームベーカリーも無くても作れる
  • 目盛りが付いているので発酵の目安が分かりやすい
  • くっつかないのでクッキングシートが不要でラク。

炊飯器で作るデメリット

  • 炊飯器は機種により、内釜の素材、保温の温度、炊飯の具合、早炊きの時間、等が異なり、レシピ通りに作っても同じように成功するとは限らない
  • 発酵時間、焼き時間の調整が難しい
  • 発酵具合、焼け具合を外から確認出来ない。
  • こんがりとした焦げ目がつきにくい
  • 形が丸いので切り分けた時の形が微妙。

総評

炊飯器は、やはり手持ちの炊飯器の機種により仕上がりが変わる為、難易度が高いかなと思いました。

実際、Youtube動画のコメントにも、同じ様にうまく出来なかったとの声も見られました。

また、美メシちゃんの動画の仕上がりを見ても、色が白めです。
炊飯器なので、どうしても、焼くというよりは蒸す感じになりやすく、他の2つの方法の様に、カリッと香ばしいという仕上がりとは違うと思いました。

【生米パン】ホームベーカリー

ホームベーカリーは、シロカの2斤焼けるタイプを使用しました。

発酵だけ、焼きだけと単独機能付きです♪

今度は、もう一人、生米パンの動画を沢山上げている、さきっちんさんの作り方を参考に、分量は2合分で作りました。

さきっちんさんも、手順が非常に分かりやすい。

発酵前

我が家の発酵ボタンを押すと50分と表示されるので、うっかりそのままボタンを押すと危ないです。
ちょっと控えめに15分で一旦様子を見ました。

発酵速い!

早めに確認して良かったです。
20分だと過発酵になってしまうかもです。

発酵後

そして焼きボタンを押すと、デフォルトで1時間と表示されます。

レシピでも大体1時間なので、控えめに50分で焼いてみました。

結果、やはり追加して1時間10分焼きました。
チーズケーキみたい💦

表面はオーブンと違い、色はつきません。

裏返そうかと思いましたが、羽を抜いた時の芯があるから無理です。

焼き上がり取り出すとこんな感じです。

焼き上がり

焼き上がり

羽の芯に生地がくっついてしまい穴あきましたが、こんがりおいしそう。

型に油は塗っていませんが型離れも簡単にポコッと外れます。

空洞も出来ずに、キメもすごく細かいとはいえませんが、均等でつぶれたような部分も無くきれいにできました。
味もとてもおいしいです。
上面以外はカリッとこうばしい。

 

 

生米パンはカットが難しいです💦

マヨ
マヨ

何度も作ってうまくいったレシピを完成版として、クックパッドに掲載しましたので、もしつくられる場合はこちらをご覧ください👇

ホームベーカリーでもっと簡単!生米パン by meru103

ホームベーカリーで作るメリット

  • 型もクッキングペーパーも不要
  • 発酵温度や焼き加減が安定しているため失敗しにくい
  • 移動させたり、ひっくり返したりすることなく、全てお任せで完成する

ホームベーカリーで作るデメリット

  • 焼き時間が長いため、3つの方法ではトータルで一番時間がかかる
  • ホームベーカリーを持っていない人は作れない
  • 表面が焼けない、また、どうしても裏に穴が開く

総評

3つの作り方の中でホームベーカリーが一番簡単で美味しく出来ました。

発酵の時間だけ気を付ければ、おそらくどの機種でも失敗しにくいのではと思いました。

【まとめ】生米パンはパウンド型、炊飯器、ホームベーカリーどれがおすすめ?

結論、ホームベーカリーが一番簡単で、仕上がりもよかったです。
初心者でも失敗しにくいと思います。

生米パンおすすめの作り方

№1 ホームベーカリー
№2 オーブン&パウンド型
№3 炊飯器

ただ、基本はオーブンと型を使う方法で、こちらの作り方が一番、情報量やレシピも多いとは思いますし、色々な型でアレンジも可能です。

また、炊飯器ももちろん、私がたまたま失敗したのかもしれませんし、上手く作ってる人も沢山います。

色々試してみて、楽しく作りましょう。

失敗の原因の一つに水分量の多すぎ、少なすぎがありますがこちらの記事はそれを解決する内容です👇

もう失敗しない!生米パンのベストな加水率は?水分量の計算方法

よろしければまたご覧ください。

生米パンの基本はやっぱりリト詩織先生です。

やっぱり最初はこちらを読むべきです。
私も一番最初はこのレシピで作りましたよ。

6月には、こちらも発売されます。
フライパンやトースターでも出来るなんてすごいですね。