冬の寒い季節、車の暖房無しでは辛いですよね。
でも、暖房つけるとガソリン代がかかるよね。燃費悪くなるよね。と我慢してる人いませんか?
暖房をつける時、ACスイッチをオンにすべきかオフにすべきか迷いませんか?
この記事では、車の暖房はつけるとガソリンが減るのか、ACスイッチをつけるメリットとデメリットを詳しく解説します。
知っておくと、燃費を節約しながら快適なドライブができますよ!
車の暖房時のACスイッチ、つける?つけない?どっちが得?
結論から言えば、車の暖房時には基本的にACスイッチをオフにしておくのが得です。
ちなみに、A/Cスイッチとは、Air Conditionerの略です。
暖房はACスイッチをオフにしておけば燃費に影響しない
ACスイッチをオフにしておけば、燃費への影響はほとんどありません。
車の暖房システムは、エンジンの廃熱を利用して車内を温めます。
エンジンの冷却液が温まり、その熱をヒーターコアに通して温風を作り出すため、ACコンプレッサーを作動させる必要がありません。
そのためACスイッチをオフにしてけば、ガソリンを消費しない、すなわち燃費に影響しないのです。
ACボタンをつけてもつけなくても暖房温度は同じ
えっ!そうなんですね。でもオフにするとちょっと温度が低くなったりしないの?
ACをオンにしてもオフにしても、暖房の温度自体は変わりません。
だから設定した温度になりますよ。
車の暖房でACをON、OFF時のメリットとデメリット
しかしACをつけないとデメリットもあります。
ACスイッチの状態 | メリット | デメリット |
---|---|---|
つける(ON) | • 窓ガラスの曇りが取れる • 車内の湿度を下げられる | • 燃費が悪化する(夏季の場合5~20%程度) • エンジンへの負荷が増加する |
つけない(OFF) | • 燃費が良くなる • エンジンへの負荷が少ない | • 窓ガラスが曇りやすい • 車内の湿度調整が難しい |
ACをつけることで得られる主なメリットは、車内の除湿効果です。
冬は窓が曇りがちです。曇ったらACスイッチをオンにすると曇りが取れます。
一方、デメリットとしては燃費の悪化です。
ACスイッチをつけると、5~20%燃費が悪化するそうです。
ただし、これは夏季の冷房使用時のデータで、冬季の暖房時のACスイッチオンによる燃費への影響はこれよりも小さくなります。
どのくらい悪化するか、ガソリンが減るかは、運転状況や車種によって異なりますが、暖房の場合はONにしていても燃費への影響は少ないと言えます。
とにかくOFFにしておけば燃費に影響しないってことですね。
賢い使い分けで燃費を節約!車の暖房時のAC活用法
節約のためにずっとACはオフでいいのか。
でも、説明した通りデメリットもありますので上手に使い分けましょう。
例外的にACをつけるべき場合とは
不要なガソリンの消費を抑えるため、暖房時は基本的にACをオフにしておくのがおすすめです。
ただ、次の場合は、ACをつけましょう。
• 車内の湿度が高く、除湿が必要な場合
• 車内の結露を防ぎたい時
• 短時間で窓の曇りを取りたい場合
窓ガラスが曇ってきたり、車内の湿度が高くなって不快に感じたら、ACをオンにすると解消されます。
結構すぐに解消されるので解消されたらすぐオフに戻す!
エアコンをオートモードにすると、ACスイッチは自動的にオンになる?
最近の車はエアコンのオートモードのスイッチがついていますよね。
オートモードにしておくと、設定された温度の通りに、冷房や暖房のオン、オフ、風量などが自動で行われます。
この時、ACスイッチも自動的にオンになってしまう場合が多いようなので、手動でオフに切り替えるか、オートモードを解除しておくとよいです。
【まとめ】車の暖房でACスイッチオフなら、ガソリンは減らない
ではまとめます。
- 車の暖房はACをオフにしてつければガソリンを消費しない
- ACをオンにしていても暖房は冷房に比べるとガソリン消費量は少ない
- 通常の暖房時はACをオフにする
- 窓の曇りや高湿度時のみACをオンにする
- 曇りが取れたらACをオフに戻す
- オートエアコン使用時は、設定後にACボタンをオフにする
結論、暖房時は基本ACをオフにしてガソリン代を節約しましょう。
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