名古屋周辺に在住の方で、大阪万博に行くことを検討している人も多いでしょう。
名古屋から大阪万博へ行くには、新幹線・近鉄・高速バスなど様々な手段がありますが、料金・時間・快適さすべてでバランスが良いのが「新幹線×ずらし旅」という選択肢です。
この記事では、ずらし旅を使うとどれだけ安いのか、近鉄やバスを使った場合と比較。
日帰りと宿泊どちらが良いか、家族で行くと総予算はいくら位かといった疑問にもお答えします!
節約主婦の私が、とにかく安く、でも快適に行く方法を探しました!
名古屋から大阪万博に行こうと思ってる人が知りたいことや疑問を全て網羅しています。
- 新幹線、近鉄、バスで行く場合の料金比較やメリット・デメリットがわかる
- 大阪万博に行くなら新幹線×「ずらし旅」が最適な手段である理由が分かる
- 「ずらし旅」の申し込みに一番おすすめの旅行会社がわかる
- 交通費、チケット代を含めたおおよその予算が分かる
- 日帰りで行くべきか宿泊で行くべきかの答えがわかる
- 大阪万博へのアクセス方法が分かる
ぜひ、最後まで読んで、今年だけのチャンスの大阪万博にお得に行きましょう。
名古屋から大阪万博へ行くにはどの交通手段がある?
名古屋から大阪万博に行くには、新幹線・近鉄・高速バスの3つの主要な移動手段があります。
それぞれの費用、所要時間、メリット・デメリットを説明します。
- 新幹線で行く場合
- 近鉄で行く場合
- 高速バスで行く場合
新幹線で行く場合の料金・所要時間・メリット
- 移動時間が短い: 名古屋~大阪間を約50分で移動できるため、現地滞在時間を最大化できる。
- お得なツアープランがある: 「ずらし旅」は、通常だと高めの新幹線の運賃もお得。
新幹線は、名古屋から大阪まで最短約50分で到着するため、移動時間を大幅に節約できます。
そのため、現地での滞在時間を最大限に取ることができます。
特に、後ほど紹介する、JR東海ツアーズの「ずらし旅」を利用すれば、通常よりも安い料金でお得に行くことができます。
新幹線で名古屋ー大阪間(往復)の通常の運賃とずらし旅の比較
近鉄で行く場合の料金・所要時間・メリット
近鉄特急は、名古屋から大阪まで約2時間半かかるため、新幹線よりも移動時間が長くなります。
- 料金が安い: 名古屋~大阪間の片道料金は約4,700円(特急券込み)、往復で約9,400円程度。
- 移動時間が長い: 約2時間半かかるため、現地滞在時間が短くなる。
近鉄の名古屋ー大阪間の運賃(ひのとり)
近鉄名古屋から大阪間では特急の「ひのとり」の利用がおすすめです。
近鉄特急「アーバンライナー」もありますが、運賃はほぼ変わらずにアーバンライナーの方が時間がかかるため、メリットはないでしょう。
ひのとりの運賃は以下です。(時間帯や乗り換え回数で運賃が変わります)
項目 | 費用(税込) |
---|---|
片道料金 | 4,700円前後 |
往復料金 | 9,400円前後 |
高速バスで行く場合の料金・所要時間・メリット
結論から言うと、高速バスは日帰りの場合はやめた方が良いでしょう。
- 料金が安い: 往復で7,000円~と安い
- 移動時間が長い: 片道約4時間かかるため、日帰りでは現地滞在時間かなり限られる。
高速バスは格安であることはメリットですが、時間がかかりすぎます。
渋滞に巻き込まれる可能性もあります。
また、長時間のバス移動は疲労も感じやすいため、あまりおすすめできません。
結論:新幹線がおすすめな理由と「ずらし旅」活用法
大阪万博に名古屋から行くなら、日帰りでも宿泊でも新幹線が一番おすすめです。
大阪万博は一日ではすべて見ることはできません。
なので、いかに滞在時間を確保するかが最重要です。
新幹線は高いと思いがちですが、お得な「ずらし旅」を利用すれば、近鉄との価格差は少ないです。
ずらし旅を利用し、新幹線を利用していくのが最も賢い選択肢です。
「ずらし旅」なら名古屋から大阪万博にお得に新幹線で行ける!基本概要
では、「ずらし旅」って何?という方のために内容や料金を説明します。
画像::JR東海ツアーズ
ずらし旅とは?
「ずらし旅」は、JR東海ツアーズが提供する新しい旅行スタイルで、混雑を避けてゆったりと旅を楽しむことを目的としたプランです。
設定期間は2025年4月1日~9月30日までです。

ちょうど、大阪万博開催期間と重なるから使えるわね!
「ずらし旅」の特徴は以下です。
- 新幹線往復代金+選べる体験がセットになってお得
- 日帰りプランと宿泊プランがある
- 子供料金も設定あり(小学生は割引適用)
- 予約は前日21時まで可能
- 乗車前まで列車や座席を変更できる
ずらし旅の料金設定は、新幹線のチケットを普通に予約するよりもお得な料金設定になっています。

日帰りプランと宿泊プランも豊富にあり、宿泊をする場合でも、新幹線チケットと宿泊を別に予約するより断然お得な料金になっています。
宿泊プランも豊富にあります👇
通常価格との比較|ずらし旅はどれくらい安い?
では「ずらし旅」がどれだけ安いかを通常運賃と比較しました。
新幹線運賃(通常期) | 13,360円(片道6,680円) |
ずらし旅プラン | 10,880円~(往復のみ) |
名古屋から大阪万博への日帰り旅行でも宿泊でも、「ずらし旅」の利用が最適な選択肢でしょう。
名古屋から大阪万博に行くなら日帰り?宿泊どっちがいい?
日帰りにするか宿泊にするかは、旅行の目的やスケジュールによります。
名古屋から新大阪までは新幹線で約50分、さらに会場までも約40分とアクセスが良いため、日帰りでも十分行くことが可能です。
大阪万博に行く際に選べる一番早い便と一番遅い便
ずらし旅は、乗車する人が少ない便に乗ってもらうことも目的のため、多くの人が利用する時間帯の便には、追加料金がかかってしまう場合もあります。

が、調べたところ、万博に行くのに最適な時間帯は追加料金0円でした。
以下は、5月21日(水)の平日でのJR東海ツアーズでの検索画面です。
多くの便から選べて、追加料金が0円です。
- 一番早い便
- 最終の便
画像:JR東海ツアーズ
一番早い便なら、新大阪に7:09着で、そこから電車で会場に行った場合でも、8時ごろには会場に到着できます。
大阪を出発の一番遅い便は21:24分と少し早めでしたが、それでも日帰りでも10時間以上、万博会場に滞在することができます。
ただし、万博会場は非常に広く、見どころも多いため、1日ですべてを見るのは無理でしょう。
それを踏まえておすすめな人は以下です。
日帰りがおすすめな人
全部は見れなくてもよいので万博の雰囲気を楽しみたい人
とにかく万博に行ってみたい、時間がない人は日帰りで良いでしょう。費用を抑えたい人
宿泊費が不要な分、交通費と入場料だけで済むため、費用を大幅に抑えられます。
宿泊がおすすめな人
複数日かけて万博を楽しみたい人
万博チケットは一日券になるため、2日間入場する場合は2枚購入することになり、かなり費用が掛かります。それでも、複数日かけてじっくり万博を楽しみたい場合は宿泊がおすすめです。大阪観光も楽しみたい人
万博だけでなく、大阪市内や周辺観光地(道頓堀や大阪城など)も訪れたい場合は日帰りでは難しいため宿泊がおすすめです。
名古屋から大阪万博!ずらし旅はJR東海ツアーズがおすすめな理由
「ずらし旅」を取扱いしている業者は、JR東海ツアーズ、JTB、日本旅行、東部トップツアーズ、名鉄観光があります。
内容は同じですが、プランの料金、チケットの受け取り方法や列車変更の条件などに違いがあります。
ずらし旅を取り扱う旅行会社の比較表
ずらし旅を提供している主要な旅行会社を比較しました。
項目 | JR東海ツアーズ | JTB | 日本旅行 | 東武トップツアーズ | 名鉄観光 |
---|---|---|---|---|---|
列車変更対応 | ◎最も柔軟 | △ | △ | △ | △ |
チケットレス予約 | ◎最も便利 | ◎ | △ | ◎ | △ |
プランの豊富さ | ◎最も豊富 | ◎ | ○ | ◎ | △ |
価格のお得感 | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎最安 |
※△は制限があったり一部プランのみ対応
結論、価格と利便性の面でもJR東海ツアーズが一番おすすめです。
JR東海ツアーズをおすすめする理由は以下です。
- 予約完了後でも列車の変更が可能
- シートマップから好みの座席を選択できる予約語も変更可能
- チケットレス乗車ができる
- 価格も安い
- 長年の実績の安心感とシステムの使いやすさ
予約完了後でも列車の変更が可能
JR東海ツアーズのずらし旅では、改札入場前かつ発車時刻前まで列車を変更することができます。
変更の手数料も不要です。
これは便利、乗り遅れてしまった場合や、予定が変わり早く帰りたいなどの時も安心ですね。
予約時にシートマップから好みの座席を選択、予約後も変更できる
予約時に席を指定することができます。
更に予約後も、手数料不要で席の変更が可能です。
チケットレス乗車ができる
チケットレス乗車は、紙のチケットではなく、交通系ICカードやスマホのQRチケットをかざすだけで乗車できる方法で以下2つの方法があります。
- 交通系ICカードで乗車する方法
交通系ICカード(例: Suica、Pasmoなど)を新幹線改札機にタッチするだけで乗車可能。 - QRチケットで乗車する方法
新幹線QR対応改札機にQRチケットをかざすだけで乗車可能。
券売機で紙のきっぷを受け取る必要がなく、時間を短縮できます。
また、きっぷを紛失する心配が無い事がメリットです。
他の旅行会社だと、紙の切符を券売機で発行という場合が多いためJR東海ツアーズはこの点でもおすすめです。
価格も安い
さらに!他社と比較しても価格も安いです。
下記は、JR東海ツアーズの名古屋ー大阪間のずらし旅日帰りプランの価格です。
下記は5月の料金カレンダーです。
平日は往復10,880円!土日も780円高いだけでそこまでの大きな差はありません。
家族でJR東海ツアーズの「ずらし旅」で日帰りで行った場合の費用は?
大人数でとなると、チケット代も含めてどのくらいかかるか気になりますね。
大体いくら位になるのか、平日と土日、想定人数別にシミレーションしてみます。
万博のチケット料金
なお万博のチケット料金は以下です。
※チケット年齢区分:大人(18歳~)中人(12-17歳)小人(4-11歳) 年齢は2025年4月1日時点の満年齢 引用:EXPO2025公式サイト

平日と土日では、万博チケットが大人で1,500円もの差がありますので、できれば平日に行きたいですね。
【平日】家族で大阪万博に行く料金シミュレーション
※「ずらし旅」ツアー代金(平日)を使用(幼児は未就学児とし座席無し無料)
※万博チケットは「平日券」を使用(幼児は4歳~小人チケット)
ケース | ツアー代金 | 万博チケット代 | 合計金額 |
---|---|---|---|
| ¥16,720 (大人¥10,880+子供¥5,840) | ¥7,500 (大人¥6,000+子供¥1,500) | ¥24,220 |
| ¥33,440 (大人¥21,760+子供¥11,680) | ¥15,000 (大人¥12,000+子供¥3,000) | ¥48,440 |
| ¥44,320 (大人¥32,640+子供¥5,840) | ¥18,500 (大人¥12,000+中人¥3,500+小人¥3,000) | ¥56,980 |
| ¥45,120 (大人¥21,760+子供¥23,360) | ¥18,000 (大人¥12,000+子供¥6,000) | ¥63,120 |
【土日】家族で大阪万博に行く料金シミュレーション
※「ずらし旅」ツアー代金(土日)を使用(幼児は座席無しとし無料)
※万博チケットは「一日券」を使用
ケース | ツアー代金(交通+宿泊) | 万博チケット代 | 合計金額 |
---|---|---|---|
| ¥17,880 (大人¥11,660+子供¥6,220) | ¥9,300 (大人¥7,500+子供¥1,800) | ¥27,180 |
| ¥35,760 (大人¥23,320+子供¥12,440) | ¥18,600 (大人¥15,000+子供¥3,600) | ¥54,360 |
| ¥41,200 (大人¥34,980+子供¥6,220) | ¥21,000 (大人¥15,000+中人¥4,200+小人¥1,800) | ¥62,200 |
| ¥48,200 (大人¥23,320+子供¥12,440) | ¥18,600 (大人¥15,000+小人¥3,600) | ¥66,800 |
その他にも、名古屋駅までの交通費、現地での交通費、食事代、土産代などもかかります。
宿泊プランの場合、ホテルにもよりますが、ツアー代金が一人当たり1万円~2万円位増えるでしょう。

それでもユニバに行くより安く済みそうですよ!
大阪万博へ名古屋から行く!ずらし旅についてのよくある質問と回答
では、名古屋、大阪間をずらし旅を使い大阪万博に行く場合に予想される質問をまとめました。
新大阪駅から万博会場へのアクセスは?料金と所要時間は?
新幹線の停車する新大阪駅から万博会場(大阪・関西万博会場)へのアクセス方法は電車とシャトルバスがあります。
コスパがよく、時間も45分程度で着きますので電車がおすすめです。
新大阪駅から万博会場の電車での行き方
- 新大阪駅からOsaka Metro御堂筋線で本町駅まで移動(約15分)。
- 本町駅でOsaka Metro中央線に乗り換え、夢洲駅まで移動(約30分)。
- 料金: 約370円(片道)
- 所要時間: 約45分
新大阪駅から万博会場のシャトルバスでの行き方
新大阪駅から万博会場(西ゲート)夢洲第1交通ターミナルへの直通シャトルバスを運行しています。
- 片道1,500円
- 事前予約が必要
- 所要時間は約30分
ただ、1時間に1,2本しかダイヤが無い事、事前予約が必要なことや価格も高いため、電車の方が良いでしょう。
万博会場へのアクセスについては、公式サイトで詳しく掲載されています。
JR東海ツアーズの「ずらし旅」はEX会員になる必要がありますか?それは有料ですか?
「ずらし旅」を利用するには、スマートEXまたはエクスプレス予約の会員登録が必要です。
- スマートEX: 年会費無料。登録後すぐに利用できる。
- エクスプレス予約: 年会費1,100円(税込)。より多くの割引や特典が利用可能。
まずは無料のスマートEXで十分でしょう。
ずらし旅の日帰りプランと宿泊付きプランの違いは何ですか?
ずらし旅は日帰りプランと宿泊付きプランがあります。
日帰りは往復新幹線代のみで構成され、宿泊付きプランにはホテル代が含まれます。
この場合でも、通常の新幹線チケットと宿泊を別で予約するより、ずらし旅の方がお得になることがほとんどです。
なお、宿泊付きプランの場合でも、宿泊日数に関わらず、えらべる体験は1回になります。
ずらし旅の列車変更の方法は
JR東海ツアーズの「ずらし旅」では、列車変更は乗車当日でも可能です。
- JR東海ツアーズの公式サイトまたはアプリにログイン。
- 「予約確認/変更」メニューから、変更したい列車を選択
- 座席を指定し、変更内容を確定。
改札を通過後は変更できませんので注意しましょう。
詳しい方法はサイトに載っています。
参考:JR東海ツアーズ
ずらし旅に子供料金の設定はありますか?
「ずらし旅」では、子供料金の設定があります。
- 小学生(6歳~12歳)は「こども料金」が適用。
- 未就学児(6歳未満)は、座席を使用しない場合は無料。
ただし、座席を必要とする場合は「こども料金」が必要。 - 子供料金は、大人料金の約半額程度で設定されている。
子供料金がいくらかは、カレンダーから予約へ進む時点で、確認できます。
ずらし旅についてくる体験とはなんですか。
ずらし旅に、は1000円~1500円相当分の選べる体験もついてきます。
選べる体験はグルメやアクティビティなど沢山あり、下記はその一部です。
- Oh!OSAKA満喫クーポン:新大阪駅構内での1,100円分のお買物券か飲食店でのグルメセット
- 道頓堀ミニクルーズ: 道頓堀の名所をクルーズで楽しみます。
- 笑いの殿堂 なんばグランド花月: 生のお笑いを楽しむ公演に参加できます。

万博日帰りの場合、観光をしている時間はないため、買い物券かグルメセットがおすすめです。
他の体験はこちらを参照
ずらし旅体験一覧
【まとめ】大阪万博に名古屋から行く方法と新幹線での【ずらし旅】がおすすめな理由
名古屋から大阪万博へ行くなら日帰りでも宿泊でも、新幹線ツアー『ずらし旅』が総合的におすすめです。
移動時間が短いため現地滞在時間を最大化でき、料金もお得なプランが充実しています。
大阪万博は今年だけのチャンスです。早めに計画を立てて早めに予約してお得に大阪万博を楽しみましょう!